2003.09.W5

 ょぅι゙ょょぅι゙ょょぅι゙ょょぅι゙ょ……と10万回くらい文字を打ち続けたらモニターの中から本物のょぅι゙ょが出てきたりはしませんかね? こんにちは。苦魔鬼轟丸です。

 モニターから出てくると言えば『ああっ女神さまっ』を思い出しますが、女神さまのロリータ版『ああっ幼女天使さまっ』とかどうだろう? 少女愛をつかさどる3人の幼女天使たちが突然僕の家にやってきて……。

 …………。

 さて、仕事するか(苦笑)


 今週はみなさんからの質問にお答えする「ょぅι゙ょにおまかせ☆」のコーナーです。

ょぅι゙ょにおまかせ☆

 それでは最初のお手紙から〜。

苦魔鬼さんとみそおでんさんは、ロリネタに限っていえば、どちらがより「鬼畜」なのでしょうか?
私は7:3くらいの点差で、苦魔鬼さんに軍配があがると予想しているのですが(笑)

 いきなりヘビーな質問がw

 鬼畜属性ですか? いや、もちろん僕に鬼畜属性があることは「たんぽぽ」をやっていただければわかるかと思いますが(苦笑)

 でもみそと比べてどう……ってのはよくわかりません(^^;) お互いを縛ったり鞭で叩いたりしたことはないんで(ぉ

 あ、でも、僕の場合、シナリオを描いているうちに「キャラクターを愛しつつ酷いことができる」ようになりましたw 昔、Close2U のシナリオを書いている中で、一線を越えたのを感じましたから(笑)

 あれがもしかしたら鬼畜属性の目覚めだったのかもしれませぬw

 でも、鬼畜路線が好きなわけではないんだよな。んー、変なの。

夏コミ初参加してきました。もちろんさく小行っておれなつ2買ってきました。
私が行ったときには割と繁盛していたようで、良かったです。C2Uからのファンの私としては微妙な気分ですが、、、
ところで、売り子をしていたお二人が苦魔鬼さんとみそさんなんでしょうか?

 どもども。おれなつ2を買ってくれてありがとうございます。Close2Uからのファンの方でしたか。今、路線は少し違っておりますが、これからもご愛顧いただけるとうれしいかぎりでございます(^^)

 で、イベントの売り子についてですが、サポーターの方々にも手伝っていただいているので、その「お二人」が僕たちではない可能性は結構あります(^^;)

 もし次いらっしゃることがございましたら「苦魔鬼って誰?」とお声をかけてみてください。あ、もしくは毎年恒例になってますオフ会に参加されると良いかもしれません。

 僕としても皆さんとお会いしてお話を伺ったりしたいのでw

二人で食べに行くと必ずみそさんがはずれを引くのは何か意味(大人の事情?)があるんですか?

 いや、そんなことはないですよ?w 僕だってもちろんハズレを引いたりします。

 そうそう! 昔、あずまんがのガチャポンを2人でやったんですが、みそおでんは僕が欲しかった智やらちよちゃんやらを次々と出してゆくのに、僕はというと、よみ、よみ、よみ、よみ……なんで四回連続でよみやねん!w ということがありました。

 どっちかっていうと僕の方が運がない気が(苦笑)

ょぅι”ょ日記の過去ログは削除してしまわれたのでしょうか?
彦竜ラーメンと、中華料理屋で6000円のセットを食べた話を友達に見せたかったのですが…
それともこちらが見落としただけでしょうか?

 すみません。実はサーバの容量が足りなくなっちゃって(汗)

 んで現在、もうちょっと大きなサーバに引っ越そうかと考えています。引っ越したら復活させますんで、今しばらくお待ちください。

2003.09.W4

 みなさん、こんにちは。いつだって脳内は幼女ハーレムな苦魔鬼轟丸です。ちっちゃいおにゃのこが「お兄ちゃんお兄ちゃん」とすり寄ってくるあの世界にだけ生きていたい(ぉ


 ところで、Close2U の音楽を担当してくれた k2s 君が趣味で音楽活動を始めたというのでちょっとここでご紹介です。

http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a001070

 coolsurf Records というグループで side という名前でボーカルをやっている模様です。

 「ラブ・フォーエバー」「smile, shine again」「shine and dark」「just after the rain」の4曲に参加しているらしいので、よろしかったら聴いてやってくだちい。

 あと、聴いたついでに投票してあげてください(笑)


 さてさて、先週、東京タワーに行った模様をお伝え致しましたが、実はその後、東京に出たついでに食事にしようということになったのですが……。

みそ「また新宿でラーメンみそか? 麺屋武蔵にするみそか? それとも竈?」
苦魔鬼「フフフ……待ちたまい。こんなこともあろうかと、あらかじめネットで調べておいたのだよ」

 そう言ってみそおでんに一枚の紙を手渡すと、サァッと面白いくらいにみその顔が青く染まってゆきます。

みそ「なんでトップにゲテモノって書いてあるみそ〜〜!?・゚・(ノД`)・゚・。」
苦魔鬼「うっさい!w これから数週間は、日記のネタのためにゲテモノツアーなの! もう決めちゃったの!」
みそ「いくら仕事とはいえ、それはないみそ〜〜!」

 というわけで、今週は問答無用のゲテモノツアーその1をお送りいたします(苦笑)

ゲテモノを求めて!

 さてさて、そんなわけでわれわれさく小の2人は、ゲテモノ体験をするべく東京は新大久保に降り立ちます。

 行き方を電話で聞いて新大久保の町を歩いてゆきますと、この辺はどうやら朝鮮系の人が多いらしく、ハングル文字を掲げたお店が多々見受けられます。行き交う町の人もやっぱりそうらしく聞こえてくる言葉は明らかに日本語じゃなかったりして、なんだか日本じゃないみたい。

 そしてやがて見えてきた一件のお店。

 どど〜〜〜〜ん! と姿をあらわしたのは巨大なナマズの看板。

 そうです、こここそが、東京でなまずを食べられるお店として有名な「なまず家」さんであります。

みそ「……なまず……って……ゲテモノ?( ・ω・)」
苦魔鬼「い、いや……だってこの紙に載ってるし」
みそ「……ゲテモノ食うって息巻いて、一番ライトなやつを選んでるみそ」
苦魔鬼「…………」
みそ「ヘタレみそヽ(´ー`)ノ」

 う、うるちゃーーい! もっといいネタは後々のために取っておくの! 物には順序ってものがあるの!

 そんなわけで、なまず家さんに入りますと、「いらっしゃいませぇ」と着物姿の女将さんがお出迎えしてくれます。

 そのまま座敷へと通されますが、なんだか少し嫌な予感w

女将「こちらがお品書きになります」

 女将さんに手渡されたメニューを見た苦魔鬼とみその2人。同時にササァッと顔が青く染まる。

みそ「……コース料理……一番下のやつでも\5000って書いてあるみそ……」
苦魔鬼「…………」
苦魔鬼「……あ、あのぅ……」
女将「はい?」
苦魔鬼「あのですね、僕たちちょっとめずらしい料理を食べたいと思って、ここに来たんですが、なんかこう……なまずの姿がわかるような料理ってありますか?」
女将「えぇと……うちは京懐石をお出ししているので、そいうものはちょっと……」

 どうやら、どう転んでもコース料理を注文しないといけないらしい。

 あぁぁぁ! やっちまった! いや、電話したときにやけに上品な感じがしたから、もしかしたらという危惧があったのですが……。

 まさか勢いでやってきたお店が懐石料理屋さんだったなんて(笑)

苦魔鬼「じゃ、じゃぁ……この一番安いコースで……」
女将「はい、ありがとうございます。そうだ、お写真取るのでしたら、ちょっといいお皿でお出ししますね。あと、面白いかどうかわかりませんけど、なまずの古いおもちゃがあるのでそれもお持ちしましょうか」

 なにもわかってない若造2人に女将さんはとても親切でございました(苦笑)

みそ「五千円みそ〜( ´Д⊂ これじゃ、あわびの時と同じみそ〜」

 いや、まったく。さしずめ今回は、

ょぅι゙ょ割れ目Tシャツが
なまずになった!!ヽ(`Д´)ノ

 というところでございましょうか(笑……えない)

(ちなみに上の写真は、なまずの置物です)

なまず懐石

 もうこうなったら、腹くくってなまず料理を堪能しちゃうもんね!

 というわけで、ざざざぁっと紹介しちゃいます!

 まずは前菜から。

 くはぁ! 前菜からこれでつか(;´Д`)

 さすが5000円! このまばゆいばかりの高級感はいったい何事か?(笑)

 左端にある枝豆なんて、中の豆にまで味が付いてるんですよ。おいしくないわけがありませぬ。

 続いてやってきたのは、なまずの刺身。

 くはっ! まぶしーっ!!( ´Д⊂

 あっさりした感じと、もっちりとした感じが同居するちょっと不思議な味。いきなりご飯が欲しくなってきます(苦笑)

 それから、なまずの煮こごり。

 んでもって、なまずの西京焼。

 さらにやってきたのは、なまずの薫製。

 口に入れた瞬間に感じる薫製特有のほのかな香ばしさと、かみしめたときにじわりとあふれるなまずのうまみ。美味い! 美味いよこんちくしょー!

 薫製っていうと、スーパーで売ってる薫製肉とかぐらいしか食べたこと無いもんだから、正直感動しちゃいます(苦笑)

 なまずのきも。

 天ぷら。

 竜田揚げ。

 いや、美味い。美味いよ。

 なまずっていうからどんな味かと思ったですが、美味いじゃないですか。

 女将さん曰く、昔のお侍は戦場に赴く前に、お祝いとしてなまずを食べたとのこと。

女将「それくらいしかタンパク質を取る物がなかったんでしょうね(笑)」

 しかし、なまずってクセもさほどあるわけでもないし、味だって悪くないし、なんでほとんど食べられなくなっちゃったんだろう? 不思議です。

 さて一通り、なまず料理を堪能いたしますと、最後に出てきたのはこれ。

 なまずの雑炊。

 これが美味い! 美味すぎる!(笑)

 今まで出た料理もうまかったが、この雑炊のうまさといったら。もう、ああ!w

 みそおでんと2人、無言でガツガツジュルジュルといかせていただきました(苦笑)

 でも本当に美味いんだもんw

というわけで

 なまず、美味いです(笑)

 なんせ秋篠宮殿下もお食事を堪能されたお店らしいので、おいしくないわけがないですね。

 このお店は東京で唯一のなまず料理屋ということなので、なまずを食べて見たい方はぜひ一度どうぞ。

 それにしても、ゲテモノツアーといいつつ、第一回目はただの「高級料理ツアー」になってしまいました。失敗です(苦笑)

 次はもう少しハードなやつにしようw

また来週〜(・∀・)

2003.09.W3

 いや、9月になってからようやく夏を思い出すかのように暑くなってまいりましたが、そんな遅い夏の陽射しの下で、白いワンピース姿のお年頃のおんにゃのこのおパンツが服の上からうっすら透けて見えちゃったりして、暑さとは別の方向でハァハァな苦魔鬼轟丸です。やっぱりおパンツはコットンの白が王道だと思うです。こんにちは。

 えー、先週より委託販売開始いたしました「おれのなつやすみ2」でございますが、今回は「小学1、2年生」と低学年な設定にしておりますんで、低年齢好きな方はぜひぜひ買ってやってくださいませ。(高学年好きな方からはいまいちな評判だったりするんですけど(苦笑))

屈辱の記憶

 それは、まだ僕やみそおでんが「赤ちゃん倶楽部」という同人サークルでがんばっていたころのお話でございます。

 たまたま小さな同人イベントで都心の方へとやってきた僕たち。ふと東京の空を見上げると、そこには高々とそびえる赤きタワーの姿が。

「よし! せっかくだから東京タワーへ行こう!」

 そう思い立った僕とみそ。さっそく東京タワーへとやってきて入場チケットを買おうとしたそのとき!!

「150m大展望台個人料金……¥820……」

 その値段表の前に、僕たちはすごすごと東京タワーの『脚』だけを見て帰ってきました。

 そう! 当時、貧乏同人サークルだった僕らは、東京タワーの入場料¥820が払えなかったのです(爆)

 もちろん出そうと思えば出せないことはないんですが、そこは貧乏。行楽のためだけに出す¥820という額はあまりに大きすぎたのです(苦笑)

苦魔鬼「う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か!!」
みそ「……ひぃっ(; ゜Д゜)」

 というワケで、今週はかつての屈辱を晴らさんがため、我々、みそと苦魔鬼の2人は東京へと向かったのであります。

いざ決戦の場、東京タワーへ

 そんなこんなでやってきました東京タワー!!

 見てください、このド迫力。さすが333メートル!

 ところで楳図かずおの『わたしは慎吾』だと、実は332メートルで1メートル足りないということになってましたが、本当ですか?w

 かつては(値段が)高いと悲鳴を上げていた入場料も、今の僕とみそにとってはなんてことありませんw

 いや、ここまで来るのに本当に長かった(泣) 友達にあまったフロッピーディスクをもらって一枚一枚デュプリして売っていた頃から、かれこれ5年……。人生80年としたら16分の1という歳月です(こう考えると本当に長いなぁ)。

 あれからたくさんのことがあって、いろいろと変わったりもしました。ただ、ひとつだけ変わらないものがある。それは……。

幼女を見て勃起する性癖(こら)

 これだけは治りません(ぉ

(っていうかこれが治っちゃったら、うち、終わりなのだがw)

幼女天使の集う塔

 そんなわけで、さくっとチケットを購入して、正面エレベーターに乗り込むと、ものすごいスピードで僕らの身体は地上150mの大展望台へと運ばれてゆきます。

 そしてエレベーターのドアが開いた瞬間……。

「おぉ〜〜〜〜〜〜っ!」

 僕とみその口から同時に驚嘆の声。

苦魔鬼「て、天使さまじゃ……( ゜д゜)」
みそ「こ、ここは天国みそか?(; ゜Д゜)」

 思わずエレベーターに乗ったままお空の天国に連れて行かれたかと思ってしまいますた(まて)

 時期が夏休みだったため、お父さんや、おばあちゃんに連れてきてもらったであろう幼い少女たち。もうね、なんかね、まぶしいばかりの肌を露出させて楽しそうに駆け回る姿は、本当に天使のようw

みそ「ありがたや〜ありがたや〜 ヽ(`Д´)ノ」
苦魔鬼「つるかめつるかめ(´Д`)」

 そう、東京タワーは幼女天使が舞い集う『神の塔』だったのでございます(違う)

幻のキャラクター「のっぽん」

 ところで東京タワーにはマスコットキャラクターがいるのをご存じですか?

 はい、これがそのキャラクター「のっぽん」でございます。

 なんだかかわいいんだかかわいくないんだかよくわからないキャラですが、タワー1階のロビーにはこのキャラクターの着ぐるみが子どもたちをお出迎えしてくれますw

みそ「うふふふ……ろっぽんみそ〜!」

 なぜだか知らないが、やたらろっぽんを気に入ったみそおでん。さっそく小さなろっぽん人形を購入して、ウェストバッグに付ける。

 だけど、そんなにかわいいかなぁ?(苦笑)

 そしてさらにのっぽんプロフィール。

 夢は大きい方がいいよね(こら)

 しかし身長223センチってのはまぁいいとしても、なんで趣味がアウトドアスポーツなんだろう???

まだまだ天使の塔は続く

 大展望台からさらにお金を払ってエレベーターに乗ると、さらに地上250mの特別展望台へと行くことができます。

 もちろん、そちらも幼女天使さまの……(以下略)

 とりあえず、個人的にいろいろ撮影する(ぉ


 さてさて、東京タワーは展望台だけではございません。1階〜5階までの建物には展示場やおみやげコーナーがずらりと並んでおります。

 まずは4階トリックアートギャラリー。

 写真を見ると、普通の鏡のある部屋にしか見えませんが、実はこれ鏡じゃないです。両側に対称的な風景を作り出すことで、鏡があるように見せる一種のだまし絵でございます。ライティングの妙技ってところでしょうか。

 このトリックアートギャラリーは、こんな感じの仕掛けがてんこ盛り。「面白い写真が撮れるかな?」という張り紙があったりして、最大限に楽しむにはカメラ必須な感じです。

 それから3階、ろう人形館。撮影は可ですが、ホームページへの掲載は不可なので、写真は掲載できませぬ。

 中世の拷問コーナーが個人的には好きだったりして(苦笑)

 それから2階は大おみやげコーナー。まるでおみやげ即売会のようw そして各ブースで必ず売られているのは東京ばな奈。いつのまにやら東京名物は、名菓ひよ子から取って代わった模様。

戦い終えて

 ようやくタワーから出てきたころには、もうかなり日が暮れておりました。

 東京タワーをあなどってはいけません。お昼前に入って夕方までみっちり遊べるテーマパークという感じでした。

 ぜひ皆さんも(お子さんのいる方は特に)遊びにいってみてくださいw

苦魔鬼「ふぃ〜〜〜、写真もいっぱい撮ったし、東京タワーは最高だね!」
みそ「最高みそ!」

 そんなわけでくまとみその2人は、ほくほく顔で帰宅しましたとさw

また来週〜(・∀・)

2003.09.W2

 ごめんなさい。今週は日記の更新ちょっと遅れるかも。

 ただ、お知らせがあるので、そっちを先にしておきますね。

おしらせ〜

おれのなつやすみ2 委託販売開始〜!

 委託先はいつものところでございます。

 店頭販売価格は \2,300 で〜す。コミケに行けなかった大きなお兄ちゃんは、ぜひぜひ買ってくださいね☆

2003.09.W1

 みんなっ! おひさっ!! 元気でしたか? 苦魔鬼轟丸デス。僕はとっても元気です。だって休み中にかわいい幼女をいっぱい見たからねッ! 超元気ですヨw

 夏休みっていいよね。ロリータたちは目のやり場に困るほど肌を露出させているし、公園の噴水とかはもう幼女天使たちが可憐に舞い集う天国の泉かと思ってしまうようなパラダイス。

 僕の脳みそは妄想でいっぱいです。ええ。

 ヴィヴァ! なつやすみ!

 と、ひとしきりはしゃいだところで(笑)、2週間ぶりの日記でございます。

 時はさかのぼること2週間ほど前。ちょうどコミケが終わったあとのことでございます。

 みそおでんと2人、とっちらかった作業場を片づけてぼぉっとしていたときに、ふと気づく。

「……そう言えば、日記のネタがもうないな」

 6月入ってからずぅっと休みなしだったため、日記のネタストックがとっくに尽きていたことを思い出したのでありました。

苦魔鬼「じゃぁ、どっかにネタ仕入れにいく〜?」
みそ「う〜ん、いいみそよ〜」

 もうすっかりだらけムードの2人。さっそくうちの近くにネタになるような場所はないかと検索いたします。

 しかし時間が午後4時くらいだったため、今から行けるような場所がない。

 とうとう近くの遺跡とかまで検索しはじめてようやく「川尻石器時代遺跡」というのを発見する。

苦魔鬼「じゃ〜、行く〜?」
みそ「う〜ん、行くみそ〜」
(本当にやる気がない)

川尻石器時代遺跡への旅

 つーわけで、さっそく車を飛ばして遺跡へと向かうくまみその2人。

 さっきまで「ちょっと田舎」くらいだった風景が、「かなり田舎」に変わっていきます。東京の隣とはいえ、ちょっと郊外にはずれればとたんに田舎の神奈川でございます。

 現場に到着すると、なにやら民家の隣の空き地を掘り返している一団と出会う。どうやらどこかの大学の発掘チームである模様。ちょっとだけ胸がわくわくっとしてくるw

 その発掘現場の隣をすり抜け、奥の方へ行くと「川尻石器時代遺跡」と書かれている場所が。

 だいたい6畳くらいの広さでしょうか。地面を広く平らに掘った場所に、平らな石がぽつぽつと埋め込まれている。

 ちなみに隣は民家と畑。

苦魔鬼「…………(´・ω・`)」
みそ「…………(´・ω・`)」

 ……なんの感慨も浮かばなかった(笑)

 いや、まともな道具のない縄文時代にこれだけの物を作るってのは、縄文人ってすげーなぁとか思ったりもするのですが、歴史に関する知識が皆無であるため、面白味がまったくございません。縄文時代について詳しければ「なるほどぉ」なんて感心しきりになれるのでしょうけど……。

 仕方がないので、とりあえず写真だけでもとカメラを構える。

苦魔鬼「……あ……」
みそ「どうしたみそ?」
苦魔鬼「……フィルム……忘れた……」
みそ「……い、いや、そんなお約束されても……(;´Д`)」
苦魔鬼「…………」
みそ「…………」
苦魔鬼&みそ「終了じゃん……_| ̄|○」

川尻石器時代遺跡への旅 <完>

熱かった学生時代を思い出せ!

 さすがにこれではマズい。失速気味のこのょぅι゙ょ日記をますます失速させる勢いである。ただでさえ過去ログが消えて皆様萎えかけていると言うのに!(苦笑)

苦魔鬼「そもそも、我々のやる気がなかったのがいけなかったんだ!」
みそ「いや、フィルム忘れたのはおまえのミスみそ( ̄ω ̄)」
苦魔鬼「いや、それはこっちに置いといてさ……」
みそ「…………」
苦魔鬼「一仕事終わってだらけている今こそ活を! 熱かったあのころを思い出せ! ロケットで突き抜けろ!!」

 と、むりやりボルテージをあげまして、翌日、我々は熱かったあのころ「学生時代」を思い出すべく、懐かしのあの場所へと向かったのであります。

みそ「どこ行くみそか?」
苦魔鬼「フフフ……学生時代、よく通ったあそこがあるだろう?」
みそ「う〜ん……いろいろ行ってたからよくわからないみそ」
苦魔鬼「今日、俺は学生時代に果たせなかった勝負を果たす!!」

 と息巻いて、我々2人は東京の八王子へと向かいます。

 やがて一件の店が見えてくると、みそおでんの顔も輝き出す。

みそ「こ、ここは……Σ(゚Д゚;)」
苦魔鬼「そう! 学生時代よく通った(やす)定食屋豚珍汗(とんちんかん)だ!」

ウマイ! ヤスイ! 豚珍汗

 ってなわけで、今週は、僕らが学生時代によく通った定食屋、『豚珍汗』さんの紹介です!

 やはり学生時代というのは金がないもの。しかしそこは先輩から安い定食屋なんかを教えてもらったりして、通い詰めたりするものです。んで、また後輩にお店を教えたりしてね。

 この豚珍汗は僕とみそにとってそういうお店。学校のサークルにいそしんでいた頃も、同人やっていた頃もよくここへ食べに来ました。っていうか、外食ではここ以上のお店には入れませんでした(涙)

みそ「あいかわらずすごい店構えみそ。先輩に連れてきてもらえなかったら一生入れないみそ」

 いやホント。そんな店構え。いかにもな定食屋です。

「ウマイ! ヤスイ!」の文字がいい感じですw

 店内はこんな感じ。小ぎれいにされているけれど、お店自体から古さがにじみ出ちゃってる。っていうか、ベタベタと壁中に貼られたメニューは5年前のまんま。ちなみに当時からすでに黄ばんでおりました(苦笑)

 あぁ……いいな……安定食屋。今も楽しいけれど、あの時代も楽しかったな……。

 楽しいあのころの思い出がふっと胸によみがえってきてちょっとセンチメンタルに(笑)

 さてさて、安定食屋の特色はなんと言ってもその安さとメニューの豊富さにありましょう。

 チャーハン \320、玉子丼 \320、チキンライス \360、オムライス \360、肉丼 \360、親子丼 \360、チキンカツ丼 \560、カレーライス \360……黄ばんだメニューの短冊が壁中を覆い尽くしています。

 いったいいつから価格据え置きなんだろう? と思うくらいの値段設定。そしてボリュームも尋常じゃなくって、昔みそおでんが頼んだオムライスは、ラーメンどんぶりくらいの大きさがございました。360円なのに(笑)

みそ「ん〜、なんにするみそかな〜……やっぱり学生の定番、トリカラ定食にするみそかな」

 みそおでんが決めたのは「トリから揚げ定食」。500円で鳥のから揚げを気持ち悪くなるまで食べられるという、「ウマいもの=肉」という公式しかない学生たち御用達のメニューでございます。

 僕もちょっとトリカラに心揺れましたが、しかし今日は学生時代に果たせなかった勝負をしにきたのであります。

みそ「勝負ってなにみそ?」

 そう訪ねるみそおでんに、僕は無言でひとつのメニューを指さしました。

チクワフライ定食 360円

 そうです! チクワですよチクワ! 某アニメの忍者犬だったら「チクワ定食だワン!」とか言っていの一番で注文するでしょうが、僕は獅子丸ではありません。

 っていうか、360円だして、チクワ! しかもそれが定食とは(笑)

 定食気分だけを味わうためのメニューと言っても過言ではありますまい。

みそ「昔行ってたお店で安定食頼むだけで勝負とは、お手軽な勝負みそヽ(´ー`)ノ」

 うるせー! ひとりだけトリカラ定食注文しやがって!(笑) こっちはトリカラ食いたいのを押さえてネタのためにあえてチクワだぞ! しかもチクワフライ! なんだよもー、チクワフライ定食ってよー。もー( ´Д⊂

 だんだん泣きが入ってきた頃、店のおばちゃんがさっそうとトリカラ定食を運んでまいりました。

 見てください、このこってりと輝くトリから揚げの美しさ。もちろん光っているのは油です(笑)

 ちなみに写真だと少なめに見えますが、実際はかなりのボリュームです。お茶碗が大きめなので相対的に小さく見えてるだけw 普通の女の子だとたいてい食べ切れません(苦笑)

(ちなみに学生が行くと、ご飯てんこ盛りです。マンガとかでよく見るアレですw)

みそ「ああ〜〜、もうこのベッチョリ感がたまらないみそ〜〜(T▽T)」

 みそおでんがジューシーなトリカラをパクつきながら本当にウマそうな表情を浮かべます(笑)

 僕もみそおでんに分けてもらいましたが、ベッチョリこってりしたトリカラは、オイしくないけどウマ〜〜イ!(笑) 言葉にするならそうとしか言えませんw

 ああ、そういえば、学校に泊まり込みで同人ソフト作ってた頃も、ここでトリカラ食ったなぁ……なんてノスタルジーに浸っておりますと、ついにやってきました!

チクワフライ定食キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 本当に揚げチクワしかないw いや、ノリ弁とかに揚げチクワって入ってたりしますが、それがメインの定食なんて本当に初めて。

 ちなみに写真にございます白い物体は『豆腐』です。なぜかこのお店の定食には必ず切った豆腐が載っております。

 そして箸を付けようとしたそのとき……!

髪の毛ついてる〜〜〜ッ!!(゚∀゚)

 やりました! 小オチをゲットです!(ぉ

 たかがチクワ定食を食うってだけでネタになるかどうか心配でしたが、髪の毛入ってるなんてこれじゃ本当にブリーフ&トランクスの『定食屋』のまんまです(笑)

 もちろん、人のいいご主人や女将さんに文句をつけてはいけません。今どきこんな価格設定で飯を食わせてくれるお店なんてないんですから。感謝することはあれ、文句などありようはずも(笑)

 そして、おそるおそるチクワフライを口へと運びます。

苦魔鬼「ぱくっ……もぐもぐ……」
みそ「…………」
みそ「……ど、どうみそ?」
苦魔鬼「…………」
みそ「…………」

フライのころも味っ(≧▽≦)b

 あたりまえだよね(苦笑) チクワってそんなに味の濃い食べ物じゃないもん。ソースかけちゃったら、あとはソースの味と、フライのころもの味しか残らないよね(笑)

 みそおでんもどれどれとばかりに箸をのばします。

みそ「……もぐもぐ……うっ!」
みそ「こ、これはひどいみそ〜(゚∀゚)」

 ウマくはない。ウマくはないけど……でもなんだろう、この喜びは(笑)

 貧乏って面白いよね?w つらいんだけど、貧乏してる雰囲気ってちょっと楽しい(笑) 清貧を気取るっていうかさ。

 ほら、テレビでも貧乏バトルの番組、あるじゃないですか。あれに出てくる貧乏さんもなんかそんな感じですよね。1日200円もあれば、上手に買い物して、それなりの物たべられるんだけど、なんか変な飯食ってるw

 貧乏って一度やっちゃうと病みつきになる、そんな変な魅力があると思うのは僕だけでしょうか(苦笑)

 この豚珍汗はまさに貧乏気分が味わえるそんなお店。

 さびれた感じのお店で、油リッチなどう考えても身体には良くない飯を安値で食う。

 そういう雰囲気が大好きな方はぜひぜひ一度訪れていただきたいw

そんなわけで

 今週は『豚珍汗』の紹介でした〜。

みそ「はぅぅ〜〜〜、こってり油が胃にもたれるみそ〜〜〜( ´Д⊂」
苦魔鬼「学生のころもキツかったけど、歳食うともっとつらいよぉ(;´Д`)」

 やっぱり安定食屋はこうでなくっちゃいけません(苦笑)

また来週〜(・∀・)



苦魔鬼に訊いてみたいことがありましたら、ここから送信してください。
お答えできる内容なら、できるだけ日記の中でお答えしますんで。